三井不動産ロジスティクスパーク投資法人

ESGへの考え方賛同するイニシアティブ・外部評価

イニシアティブ

TCFD提言への賛同

TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)とは、G20 の要請を受け、金融安定理事会(FSB)により、気候関連の情報開示及び金融機関の対応をどのように行うかを検討するために設立された国際イニシアティブです。TCFD は、企業等に対し、気候変動関連リスク及び機会に対する「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」について開示することを推奨する提言を公表しています。

TCFD コンソーシアムとは、TCFD 賛同企業や金融機関等が一体となって取組みを推進し、企業の効果的な情報開示や、開示された情報を金融機関等の適切な投資判断に繋げるための取組みについて議論する目的で設立された組織です。

本資産運用会社は、2021年12月にTCFDの提言に賛同を表明し、TCFDコンソーシアムの会員として活動しています。

気候変動イニシアティブ(JCI)への参加

気候変動イニシアティブ(JCI:Japan Climate Initiative)は、2015年の地球温暖化防止に向けた「パリ協定」成立を受けて、気候変動対策に積極的に取り組む日本の企業や自治体、非政府組織などが主体となって設立し、自主的に脱炭素社会の実現を目指すネットワークです。

本資産運用会社は、2022年度からJCI気候変動イニシアティブへ賛同し、気候変動に関連した財務情報開示のフレームワーク策定に向け活動しています。

21世紀金融行動原則への署名

「持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則(21世紀金融行動原則)」は、環境省が事務局となり、持続可能な社会の形成のために必要な責任と役割を果たしたいと考える金融機関の行動指針として2011年10月に策定された原則です。

本資産運用会社は、2023年3月に21世紀金融行動原則に署名し、本原則の実践を通じ、持続可能な社会形成のために責任ある投資運用を行っています。

外部評価

GRESBリアルエステイト評価への参加

GRESBは、不動産会社・ファンドの環境・社会・ガバナンス(ESG)配慮を測る年次のベンチマーク評価及びそれを運営する組織の名称であり、責任投資原則(PRI)を主導した欧州の主要年金基金グループを中心に2009年に創設されました。GRESBリアルエステイト評価は、個々の不動産を対象としたものではなく、不動産会社やREITごとのサステナビリティへの取り組みを総合的に評価することが特徴です。

本投資法人は、総合スコアのグローバル順位により5段階で格付されるGRESBレーティングで、昨年に引き続き最高位である「5 Star」を取得し、ESG推進のための方針や組織体制などを評価する「マネジメント・コンポーネント」と保有物件での環境パフォーマンスやテナントとの取組等を評価する「パフォーマンス・コンポーネント」の両面において優れていると高く評価され、「Green Star」評価を4年連続で獲得しました。

また、ESG情報開示の充実度を測るGRESB開示評価においても、ESG情報開示の取組が高く評価され、最高位の「Aレベル」の評価を取得しました。

「エコアクション21」への認証・登録

エコアクション21は、環境省が策定した「エコアクション21ガイドライン」に基づき、環境への取り組みを適切に実施し、環境経営のための仕組みを構築、運用、維持するとともに、環境コミュニケーションを行っている事業者を、第三者機関が認証し登録する制度です。

本投資法人は、2024年12月にエコアクション21の認証・登録を受けました。

FTSE4Good Index Seriesの構成銘柄に選定

FTSE4Good Index Seriesは、世界的なグローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellが提供するインデックスシリーズであり、環境、社会、ガバナンス(ESG)に関して優れた対応を行う企業のパフォーマンスを測定するために設計され、責任投資ファンドや他の金融商品の組成・評価において幅広く利用されています。

本投資法人は、ESGへの取組みが評価され、2024年に新たに本インデックスシリーズの構成銘柄に選定されました。

FTSE4Good Index Seriesの詳細については、こちら

ESGファイナンスに向けた取組み

本投資法人は、ESGファイナンスによる資金調達を用い、ESGに関する取組みをより一層推進するとともに、ESG投融資に関心の高い投資家層の皆様にアプローチし、資金調達先を拡大することで、資金調達基盤の強化を目指しています。

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